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大黒柱のある家
                                              Written by kuniko nakaji
 K氏の家づくり
 私達が施主であるK氏に初めてお会いしたのは、四社の設計事務所で主催していた
四人会セミナーという家づくりのセミナーにお越し頂いた時でした。

その折にはセミナーのお話を聞いていただいただけでしたが、その後、自治体からの換地計画で
立退きが決まられ、早く家を建てたいとのご要望で家づくりをおまかせ頂くことになりました。

ご家族は建替えを機に奥様のお母様と同居されるため、二世帯住宅を設計することになりました。

 K氏がまずご希望されたのは、構造材である大黒柱が見える家ということでした。
しかし、これは難題でした。構造材である大黒柱は、建築場所である準防地域では
ムクのまま見せることはできません。
結局、このご希望はかなえる事はできなかったのです。
しかし、私達は、この『大黒柱のある家』をテーマに見えない大黒柱を表現すべく、
家づくりを進めていったのでした。

 K氏ご夫妻が当初希望されていたプランは、1階にお母様のキッチンと居室と水廻りと物置、
2階と3階にLDKと各個室というおおまかなものでした。

このプランを見せて頂いて、今までに二世帯住宅を数件設計したことがあり、
自らも二世帯住宅に居住する仲地は、
「1階にこれだけの機能を持ってくると、お母様の居住スペースが狭くなるのが
 気になりましたね。
 まだお元気でお一人で何でもされるという事でしたので、
 もう少し部屋を広く取り、それぞれの階の居室に収納を充分取ることで
 物置は無くした方が良いと思いました。」

そして1階はミニキッチンの設置された茶の間6帖とそれに続く床の間を確保することで
お母様の来客にも対応できるように配慮したプランとしました。
現在は、毎日のようにお友達が訪ねて来られて、お母様の毎日は賑やかなものになりました。

 一方、2階のLDKは、必然的に家族全員の集まるホールのような役割を担うので、
各部屋からの動線の要となるように、家の中心に据えられました。

 ムク材のフローリングには床暖房を施し、天井近くからまで開けた大きな窓から
光の降り注ぐ、暖かいリビングが家の中心に実現したのです。
 そして、その窓際にはK氏のお気に入りの椅子が配置されました。

 リビングでは常にいろんな方が寛ぎ、K氏の趣味である鳥の木彫りは
もっぱらリビングに隣接した隣の部屋が作業場に。
 前の家では外に出たがっていた、猫のニャンチュウも、この家では
外に出たがることも無くなって、お気に入りのコーナーを見つけたようです。

仲地はこうコメントしています。
「この家には、家族の要となるリビングという
 目に見えない大黒柱を設計できたのではないかと思っている」


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